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Channel: 金丸文武 3年で出来ること
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寺山修司とバラ焼きの町

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2015年8月7日(金曜日)
【青森県】 八戸 ~ 三沢










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青森、到着!!!



なしてフェリーターミナルがらのシャトルバスっこさ八戸の駅さ行がねでわざわざ町外れの本八戸駅だら行ぐがこちゃべしねきもやげる貝焼き味噌ウメェおら東京でベコ飼うだぁ!!




















青森好きです。









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青森っていったらテレビもラジオもピアノもバーもなくて、信号もあるわけなくてそもそも電気がなくてお巡りさんがぐーるぐるしてる場所というのが一般的なイメージであるが、実はもっとバラエティーに富んだ素晴らしいところなのです。




僕が特に好きなのは奥入瀬渓流です。



八甲田に抱かれた山深い緑の中に流れる奥入瀬は、木漏れ日を浴びてきらめきながら木々の間をすり抜けていきます。


ところどころにある滝や倒木を眺めながら歩くだけで、体の中まで洗われるような心地になる。



山の中には歴史ある温泉の一軒宿が点在しており、それぞれに趣のある木造の屋敷の中では、掛け流しの源泉が浴槽の足元から湧いているというなんとも贅沢なお風呂に入ることができ、かつての文豪が長逗留をしたりと、雪国の湯治場として今も人々を癒している。











八甲田を降りると、黒石、弘前といった城下町が広がる。

連子格子が歴史を伝えるそれらの町には、こみせと呼ばれる雪国独特の商店街がある。

通りの歩道に屋根がかかっており、これにより雪の日にもお買い物ができるという、江戸時代から続く今でいうアーケードが現在も日常に役立てられているのだから風情がある。





銭湯の煙突がたち、裏通りには大きな蔵が門を構え、造り酒屋の軒には杉玉が吊り下げられ、季節の移ろいを告げている。






お盆のあたりでは県内各地で大小のねぶた祭りが開催され、むせるような熱気が夜空に立ち昇り大地が胎動する。

人々の肌に浮かぶ汗を美しいなぁと思いながら歩いた22歳の頃。











他にも恐山とかイタコさんとか、津軽半島とか白神山地とかいっぱい見所はある。


それに人が素晴らしい。

この寒い雪国の人々はとにかく素朴で暖かく、ホスピタリティーに溢れている。




みんなとても優しい笑顔で話しかけてくれる。

僕もそれに笑顔で応える。



しかしこんなに青森は本当に素晴らしいところなのだが、ひとつだけ厄介なことがある。






そう、何を言ってるのかひとつもわからないのだ。





シュビドゥバというのが語尾によくつく。そうにしか聞こえない。




ちょーっと待ってくださいねー、えぇ、今翻訳のアプリをダウンロードしますので、えぇ、そんなアプリない?左様でございますか!じょんがら!!
























青森好きです。








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昭和のサブカルチャーを牽引した天才、寺山修司の町、三沢に到着。


大好きなこの三沢。



米軍基地があって、飲み屋街があって、ほどよい田舎で、とても居心地のいい町。



残念ながら霧雨が降っていて今日は路上で歌えなさそうだった。


今夜は久しぶりの野宿になるので、この雨が憎々しい。








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雨で何もできないのならやることはひとつ。


この町に来る大きな目的は他にもある。








食べ物。


三沢バラ焼き。



前回来た時に食べて、あまりのゲロやばさにウンコ漏らしかけたこのバラ焼き。

あの味がどうしても忘れられなくてまた戻ってきた。






即座に前回食べた食堂、さらしな食堂のドアを開けた。












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映画のロケで使われそうなほどの年季の入った古い建物。

いつ来ても他にお客さんがいない。


でも40年以上やってる老舗だ。




「あらー、覚えてますよー。北海道から戻ってきたのー。」




おばあちゃんが前回来た時のことを覚えてくれていた。






このおばあちゃんは言葉が通じる。


というか南部地方は方言はそんなにキツくない。


あの謎の言語を喋るのは津軽のほうだ。




なんか昔どっかで、津軽藩は幕府とあんまり仲良くなかったから他の地域の人が聞いても絶対にわからないように秘密の暗号としてあんな言葉を作った、なんてことを聞いたことがあった。

今でも中央と仲良くなくて、だから津軽は笑っていいともが映らない、なんて嘘か本当かわからんことも言ってた気がする。




ちなみに笑っていいともは本当に映ってなかったみたい。


















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バラ焼きを好きな人と食べながらビールを飲みたい。


きっともっと仲良くなれるから。




感動的な美味しさ。







「婆ちゃんウメェ!!!ビールおかわり!!」



「はいよー。」






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爺ちゃん婆ちゃんはテレビが好きだ。


























ほろ酔いで店を出ると、霧雨が少し勢いを増していて、服を濡らしながら歩いた。



今夜はどこで寝よう。






久しぶりの野宿が雨の中。






ひとりぼっちが心地よくもあり、胸を裂くようでもある。









早く車乗りたいなぁ。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


夏真っ盛りの8月ですね。


死ぬほど暑いですね………






そんなスーパー暑い中、波打ち際でビーチイベントをやります!!



ビーチでコロナビールを飲みながらギター弾いて、旅の話して、波打ち際で水をかけあって、やだー冷たいー!!ってなってムキになったところで女の子が態勢をくずしてこけそうになってすかさず手をつかんで優しく抱きとめてストップザシーズンインザサン。




や、やべぇ………想像しただけで……!!!














なんでもありません。





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★日にち………8月23日(日曜日)
★場所………お台場海浜公園シーリア前
★時間………16時 ~
★お代………お気持ち
★出演………プロギャンブラーのぶき、たっくんコドナの落書き、金丸文武










お台場のビーチで夕日を眺めながら、コロナビール。もちろんカットライムをイン。



のぶきさんのトーク、たっくんのライブペイント、僕の弾き語り。






てなわけでこの夏、みんなでコロナ飲みながら暑い旅の話をしましょう。


カリフォルニアのビーチにはコロナが最高にマッチしていた。






みなさん、予定空けといてください^_^!!






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