2015年7月7日(火曜日)
【東京都】 三軒茶屋
これなんだと思います?
なんとヨウカンみたいな和菓子。
涼しげでとっても素敵です。
今日はパーティー。
その主役はショータ君。
なんでショータ君が主役なのか。
ショータ君は明日、アメリカに行く。
行ったらもうしばらくは帰ってこない。
次はいつ会えるかわからない。
もとを辿れば、今回のライブも、僕が紅白を目指そうと決めたのも、あの日の出来事があったからだ。
3年に渡るフランスでの生活を終え、海外を飛び回っていたショータ君は日本に帰ってきた。
それから日本での活動を始めたわけだが、どうも上手くいってなかったという。
モヤモヤが胸の中にあって、どうしていいかわからなかったそう。
そんなある日、とある人がショータ君の写真を買った。
何十万もする大事な作品を、その大事な知人が買ってくれたんだそう。
自分はなにをやってるんだ、こんなに応援してくれてる人がいるのに俺はなにをウダウダ言ってるんだろう。
自分の情けなさにボロ泣きしたんだそう。
そんなショータ君は覚悟を決める。
そしてとんでもない目標を掲げた。
「3年以内にニューヨークのモマ美術館で個展をやる」
そのアホみたいにとてつもない目標。
普通の人なら笑う。
笑って、無理だからやめとけ、無駄無駄、と言う。
しかし俺たちの周りにはそんなことを言う奴は誰もいない。
みんながその姿勢を評価して、バックアップしてくれるやつらばかりだ。

何度も言ってきた。
情熱を燃やしてやっていることをなんで蔑むんだろう。
人の夢をバカにする権利なんて誰にもねぇ!!!
バカにしてるやつ、お前今ウルトラだせぇぞ。
説得力ゼロ!!!
そんなショータ君の覚悟を聞いて黙っていられない男。
それがカッピー。
僕が宮崎で本の原稿書きに没頭していること、東京のカッピーからメールが来た。
「ショータ君をアメリカに送る。航空券を買うから1000円寄付してくれ。」
カッピーはそうやって何人もの人に声をかけまくってアメリカ行きの片道航空券を買った。
そしてサプライズパーティー。
ショータ君をヨンチャに呼び出し、ショータ君の仲間がたくさん集まる中、サプライズで航空券を渡した。
「え!?………なに!?お、俺アメリカ行くの!??」
いきなり航空券を渡されたショータ君。
強制的にアメリカ行きが決定。
大笑いの店内。
そこに、宮崎から僕も荷物を送った。
金霧島という焼酎。
手紙に、「ショータ君のモマと俺の紅白、どっちが早いか勝負だ」と書いた。
あの金霧島はどっちかが勝つまで封は開けないということで、今もヨンチャのカウンターに置いてある。
ショータ君のアメリカ行きは7月。
僕の本の出版は6月末。
ならばその時期に大きなライブをやろうということになり、普通のイベントなんて面白くねぇ!!とカッピーがおさえたのが世田谷区民会館。
そこから怒涛の日々。
ショータ君がアメリカに行ってしまうことなんて忘れてしまうほどの怒涛の日々。
何度も一緒に飲んだなぁ。
色んなところにチラシをまきに行ったなぁ。
路上も一緒にやったなぁ。
合コンみたいなこともしたし、イベントにもいっぱい顔だしたり、なんでも話せてなんでも頼れる、本当に大好きな友達になった。
あんなに天才的な写真家なのに、気取ったところなんてひとつもなかった。
ショータ君は明日、アメリカに飛ぶ。
お互いの旅が始まる。
あのライブはゴールじゃない。
厳然としたスタートライン。
ショータくん、この数ヶ月、楽しかったよ。
ありがとう!!
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