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Channel: 金丸文武 3年で出来ること
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旅立ちの日 後半

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「ほら、あそこが臼杵城跡。昔春日局があそこにいたんだよ。」


「へー、そうなんですね。」


「それで春日局が江戸に行ってからは別の大名が入ったんだけど、その大名が味噌と醤油作りの職人を連れてやってきたことで、臼杵は味噌と醤油が根づいたんだよ。」


「だからキッコーマンとフンドーキンがあるんだ!!」


「ほら、そこの家はあの、あのー、あれ誰だっけ?あのー、ケイコちゃんっていう、あのー………」


「モーニング娘ですか?」


「いや、あのー、あれだ。小室ちゃんのー………」




ウルトラ寂れた昭和初期で時間が止まったような町の中にグローブのケイコの家がありました。
フグ料理屋さんでした。





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おじさんの車を見送り、小ぢんまりとした岸壁に着いた。
フェリーターミナルの中にはいくつかのスロット台と自動販売機と弁当屋さんがあった。

ボロいトイレで用をすまし、船のチケットを購入。2300円。


さー、弁当買うかー、どれにしようかなー、やっぱりここは唐揚げかなぁ、とり天も捨てがたいなぁ、いやここはあえてのトンカツ弁当か………




と悩んでいたら、船のスタッフのお姉さんがやってきて早く乗ってください!!と急かされた。

はい?まだ1時間前ですけど?と思ったらなんと時刻表が間違ってて17時半の出航だった。


もしプリウスのおじさんの車に乗れていなかったら確実にフェリーを乗り過ごしていた。




危ない危ないと船に乗り込んだ。
キャリーバッグを持ち上げて細い階段をひーこら上がっていると、見知らぬ国を駆けずり回っていたあの時の感情がブワッと蘇ってきて、嬉しくなるとともに少し複雑な気分にもなった。











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日本の夕焼けにはただのフェリーですら旅情をかき立てさせる演出力がある。


むらたつ山のひとやまに住む母恋しなんとかかんとか。
そんな遠い望郷の色合い。

風が気持ちよかった。





いや、超寒かった。




またまた続く。



っていうのも、なにこのアメブロ。
最近ずっと長文の更新をしてなかったからわかんなかったけど、ほんのちょっと長く書いたら、長すぎですって出てアップロードできない。

俺旅中もっと長く書いてたよな?

めんどくせえぞアメブロ。








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