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Channel: 金丸文武 3年で出来ること
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福島屈指の有名ラーメン屋さん。

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2015年10月18日(日曜日)
【福島県】 いわき市
               ~【栃木県】 栃木市







昨日、路上やってるときに商品券をもらった。


それはまぁよくあることなんだけど、困ったのはこの商品券、デパートとかコンビニとかで使えない特殊なやつ。


福島県のスポーツ推奨商品券てやつ。


なのでスポーツ店じゃないと使えない。



スポーツ用品なんて要らないんだけどなぁ……と思いながらも3000円分もあるので仕方なくスポーツ店のゼビオにやってきた。







よーし!!それじゃあプロテイン飲んで死ぬほどムキムキになってインド行った時に嘘ついてきたやつにシッペしてやる!!




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いや、そんなことしませんよ。


ただ西島秀俊みたいな体になって40代の奥さんたちの油断した二の腕をプルプルいわせてやるくらいのもんです。



あんな体になりたい…………












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あれですね。

ゼビオってスポーツ店といっても色んなものがあって楽しい!!

3000円分もどうしようと思ってたけど、来てみたら3万円分あっても足りないですね。


なんでコップが2500円もするかはわからないですけど。

カッコいいテント欲しい!!







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来年の頭からインドに行くんだけど、ついでに色々回ろうかなと思っている。

そろそろ旅欲が爆発しそうなので。


もう無茶な旅はするつもりはないので、キチンと快適な野宿ライフを送れるようグッズを揃えたいです。


え?野宿は無茶?



全然違いますよ。

野宿は楽しくてやるもんです。




別に手ぶらで行ってもいいんだけどね。

何があれば快適に海外旅ができるのかはすでに学習したので、最低限のツールを揃えてインドに向かおうと思っています。




寝袋、マット、テント、

あとはヘッドライトがあるといいな。


まぁ揃えすぎるとつまんない。
だいたい足りないものは色んな知恵でカバーできるもんだ。

ビールの蓋なんてライターで開けられる。



ていうかコールマンのバーベキューコンロ、スーパー欲しい。






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こんなランタンとか千円であるんですね。



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ただこれは充電式なのでパワーが弱い。

やっぱり電池式が強い。


そうなると電池を充電するためのキットがあるといいのだろうか。

それとも現地で毎回買うといいのかな。


なんてことを考えていると旅の風景が少しずつ蘇ってくる。



うん、出発前から色々用意してたってろくなことはない。

やっぱり旅の中で必要になったものは、その時に現地で調達するのが1番だ。










てなわけでゲットしたのは今度大阪でやるバーベキューのための炭、電池式ランタン、その電池、それから金額調整の靴下3足。

しめて3100円。

ゼビオって楽しいなぁ^_^




























商品券も使い切れたことだし、これで福島県でのミッションは終わり。

最後に美味しいものでも食べて行こうかとやってきたのはエロい町、小名浜。



小名浜は港町なのでもちろん海鮮が有名だ。

港の食堂街に行くと、海鮮丼とかウニ丼なんかを出すお店にたくさんの人が集まっている。

日曜日ということもあってバイクのツーリングチームの姿も多い。


そんな中でやってきたのはここ。





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チーナン食堂。

いわきエリアだけでなく福島県内でも有名なお店だ。

海鮮の町なのにこのチーナン食堂はラーメンが有名で、待ちが出るほどの人気。


ワクワクしながら列に並び、賑やかな店内に入った。




それにしても値段が高いです。



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また値上がりしてる………


いわきのお店、マジで値上がりしすぎ。

野間食堂の200円ラーメンを見習え!!



いや、見習ってたら一瞬で潰れますよね。

でも野菜炒め定食が1050円て、野間食堂の爺ちゃん婆ちゃんが見たらどんな高級野菜使ってるの?ってなるよ。








で、注文したのカツ丼。



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ラーメンが有名なのにカツ丼。

950円。

僕の金銭感覚どうしちゃったのかな………野間食堂だったら350円なのに…………





まぁまぁ美味しかったです。
でもラーメンにすればよかったかな。



いやー、やっぱり野間食堂は伝説だわー…………



















よっしゃ!!
今回の北陸東北攻めもこれで終了!!

長野のライブの後に岩手県でのライブが飛び込んで一気にあそこまで北上したけど、今回も収穫の多い東北だったなぁ。


大好きな青森まで行きたかったけど、あれ以上北に行ってたらマジで寒すぎてどうにかなってたはず。

青森はまたいつか。



そして南下していくごとに太陽が暖かくなっていく実感は、心をゆっくりとほぐしてくれる。





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いわきから日立、水戸を経由して栃木県に入り、夕焼けが空を染め上げる中アクセルを踏み続け、今夜の目的地である栃木市に到着した。


蔵が多く、昔ながらの町並みをとどめた小京都、栃木市。


宇都宮が有名なので全然目立たない町だけど、うん……まぁ確かに何もない地味な町だな^_^




栃木は日光東照宮を作った宮大工さんたちが、完成後にそのまま住み着いたことで、いたるところに立派な神社やお寺が作られた。

江戸に花開いた雅の伝統が、そこはかとなく漂う格式のある県だ。

ただ車を走らせるだけでその香りをかぐことができるし、見所も多い。



栃木市で開催されているとちぎ山車祭りは、その由緒正しい宮大工の技を堪能できる山車がいくつも引き回される豪華絢爛な祭りで、俺が初めて見たのは21歳のときだった。

5年に一度という珍しいお祭りだったんだけど、この北関東にはそうした数年おきのお祭りがいくつかある。


北茨城市には7年に一度というそれはそれは勇壮なお祭りがあったし、究極では茨城県の常陸太田に72年に一度というお祭りもある。
つまり一生に一度見られるかどうかってやつだ。

これまた俺が21歳の時に開催されたんだけど、タイミングが合わずにどうしても行けなかった。

次は93歳かと思うと、もう期待はできんなぁ………




そんな格式高い歴史に彩られた日光東照宮を中心とする北関東。

その中でも栃木市には昔から何度も来ていた。


それは観光のためでもいいライブハウスがあるからでも、稼げる路上ポイントがあるからでもない。
栃木市に飲み屋街はない。


栃木市に来る理由。

それは大好きな友達と大好きなカフェがあるから。








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大通りから脇道に入った古い町並みの中に。古民家を改装したお店、ハウディーズカフェはある。

店内に入ると、ゆったりとした空間に海外からの輸入家具や雑貨がセンス良く配置されており、気持ちのいい音楽が高い天井の梁の暗がりにまで流れている。


よくあるオシャレ古民家カフェとは一線を画すほどのセンス。


そんな店内で高校生のころからの友達、センちゃんが待ってくれていた。


隣に小さな赤ちゃんを置いて。





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「ちょ、センちゃん………だ、ダメだよ……さらってきちゃ………」



「いやー、なんかねー、なかなかいいんだよ。子供。」





4年ぶりの再会かー。

高校生のころから一緒にバンドをやっていたセンちゃん。

ベビーメタルやデスメタルが好きでかなり独特な世界観、価値観を持った男なんだけど、その揺るがない個性がたまらなくて高校を卒業してからもよく遊んでいた。


高校を卒業してからは栃木県に来て三味線工房に弟子入りし、日本伝統工芸界のホープみたいになったのもまた最高だった。


デスメタル聞きながら三味線作ってたもんなぁ。



「いやー、やっぱり自分の子供って自分の分身だから恋人にするには最適だと思うんだよね。オールドボーイって映画見た?あれ最高だよ?」



とか言いながらウサギを殺して皮を剥いで食べたりしてたセンちゃん。

死体写真展に行ったりもしてたなぁ。死体には真実があるとか言って。




頭おかしいのかなこの人……?って思われがちだけど、人間は動物を食べるし、人も殺す。


センちゃんには独特の美意識があり、誰よりも真摯に生に向き合っている人だと思う。


はっきり言ってめちゃくちゃ常識人だ。






なのでとりあえずムカデ人間をオススメしておいた。



「あ、あれ見たの?どうだった!?」



「今までで1番トラウマだよ………」





そんなセンちゃんが父ちゃんになったと聞いたときはマジで、マジで驚いた。

絶対子供なんか作らないと思っていたのに、今ではいいパパだ。

本当わからんもんだなぁ…………







「あ、これ作ってきたよ。どう?」



そんなセンちゃんがバッグの中から取り出したもの。

それはウサギの頭、じゃなくて木でできたペンダントヘッドだった。

センちゃんは三味線職人をしていたころに、三味線の木の端材でアクセサリーを作る仕事もしていた。


かなり本格的、というかすでに立派なブランド品みたいになっており、蒔絵師とコラボした作品なんかも作ったりしているほど。


伝統工芸と現代のセンスを融合しためちゃくちゃカッコいいアクセサリー、小物を製作している。



そんなセンちゃんにずいぶん昔にペンダントヘッドを作ってもらったことがあった。

俺のことイメージして作ってよ、とデザインをお任せして作ってもらったんだけど、出来上がったのは鋭利な角と怪しげな曲線、そして中央に穴があいており、風をモチーフにしたものだった。


最高にお気に入りで、日本を回ってる時も、そして世界一周にも首にかけて持っていった。



しかし過酷な世界一周の中でそのペンダントは真っ二つに割れてしまった。

残念だったけど、あれがあいつの寿命だったのかと思った。






そして今回、またセンちゃんに俺をイメージしてペンダントを作ってもらった。

そいつがこれ。






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そう、ローターですね。

こいつのスイッチを入れたらブルブル震えていつでも女の子を気持ちよくさせ………やめよう。


扁平の丸い形で、表面が細かい凹凸になっていた。



「シンプルだよね。シンプルなんだけど、個性がある。金丸君はそんなイメージかな。」




うおお………センちゃんマジでありがとう………

アクセサリーはほとんど身につけない俺だけど、センちゃんの作品だけはいつも身につけたいって思える。

不思議な魅力があるよ。
マジでありがとう!!







「金丸君!やったねー!ちゃんと実行してきたんだ!すげぇよ!!」



ハウディーズカフェのみんなも久しぶりの再会を喜んでくれた。

スタッフのみんながそれぞれかなりグローバルで変わった経歴の持ち主なので、いつもここで色んな話を聞かせてもらっていた。


俺が勇んで世界一周に行くんです!と言った時も、みんな普通の海外話ではない、イカれた話をたくさん聞かせてくれたもんだ。


ハウディーズカフェはちょっと変わった知識人が集まる場所。




「よし!また海外行くならさ、普通に行っても面白くないよ。そうだなー、足に鉄球をつけて行くってのどう?それ引きずりながら旅するんだよ。生きる苦しみを体現するアート!旅自体がアートなんだよ!」



センちゃんは子供がいるから早めに切り上げたけど、この夜は遅くまでみんなと語り合った。


旅の話をするなら普通の観光の話じゃなくてグローバルなイカれた話がいい。

垣根のない、地球の話。




あー、楽しいなぁ。

友達はいいなぁ。


センちゃん、久しぶりに会えて嬉しかったよ!

また遊ぼうね!








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