3月21日 金曜日
【チリ】 サンチアゴ ~
【アルゼンチン】 どこか
オーストラリアの片道入国ができるかどうか気になってビビりまくりの朝。
すぐにインターネットで情報を調べてみる。
当たり前だけど、飛行機での入国の場合、出国の航空券を原則的に持っていないといけません。
オーストラリアの規則にも同じようなことが書いてある。
すっかり忘れてた………
南米の国境越えが楽勝すぎて気がゆるんでた。
もし入国拒否をされてしまったら次の便で南米に送り返されて11万円もしたチケットが無駄になり、また1から南米で稼ぎ直さないといけないという旅を続ける気力を根こそぎ持っていかれる拷問が待ち受けている。
そうなった場合、間違いなくじゅんちゃんに捨てられます。
もう夏までに帰って来れませんね、はいさようなら、とゴミのように捨てられます。
オーストラリアに入れなかったらマジで人生終わりくらいの勢い!!
なんとしても入らければ!!
ていうかまだチリだけど!!
南米最後の国アルゼンチンが待ち受けている。
無事ブエノスアイレスまでたどり着き飛行機に乗る。
そして路上も最後まで気を引きしめてブチかます。
今まで南米中で会いまくってきたヒッピーたちの国、アルゼンチン。
どんな出会いがあるだろう。
さぁ、長かったラテンアメリカ、ついに最後の国だ。
というわけでここで遅くなったチリのミニお国情報。
★首都………サンチアゴ
★人口………1700万人
★言語………スペイン語
★通貨………チリペソ
★レート………公式1ドル=500チリペソ、現地レート1ドル=560チリペソ
★世界遺産………文化5件
ご存知の通り細長い国です。
北には有名なアタカマ砂漠があり、南には氷河観光で人気のパダゴニアがあります。
でもなんといってもイースター島ですけどね。
チリだけでも充分観光に訪れる価値のある国だけどなんせ物価が高いのでバッグパッカーにはきつい。
海産物が有名でみんな海鮮のバーベキューとかやってるみたい。
南部のフィヨルド地帯は行ってみたかったなぁ。
まぁチリの魅力はやっぱりイースター島です。ここは一生に一度は行くべきところです。無理なら宮崎のサンメッセ日南で手を打ちましょう。
そんでもって続けてアルゼンチンのミニお国情報。
★首都………ブエノスアイレス
★人口………4千万人
★言語………スペイン語
★通貨………アルゼンチンペソ
★レート………公式1ドル=8アルペソ、闇1ドル=10アルペソ
★世界遺産………文化4件、自然4件
非常に深い大衆文化を持つイメージ。
もちろん実際そう。
アルゼンチンタンゴは世界的に有名だし、ロックやブルースも盛ん。
アサドやエンパナダなどの食も多様だ。
南米を回っていると国境を越えてもたいして変化はなく、どこの国に行っても同じようなものだけど、アルゼンチンは別格に独特の空気を持っていると思う。
これまで出会ってきたアルゼンチン人ヒッピーたちから聞いた情報では、本当に面白そうなところだ。
イグアスの滝や世界最南の町ウシュワイアなど、旅し甲斐のある国だけどめちゃくちゃデカイ。
忘れてはいけないのが、アルゼンチンに行く際にはアメリカドル、それもピン札の100ドル札を持っていくということ。
アルゼンチンでは自国の通貨よりもアメリカドルのほうが信用性が高く、公式レートよりも高く取り引きされている。
街に闇の換金屋さんがいるのでそこで闇レートでお金を換えることができるわけだ。
ただこの際にすり替えられたり、偽のアルペソを渡されたりするので気をつけないといけない。
楽しみにしていたアルゼンチンだけど、たったの数日しか時間はない。
かっ飛ばして回らないとな。
荷物もまとめ、宿を出発する前にチリのペソをどうしようか考える。
今からアルゼンチンなのでもう必要ないのだか、これをどうアルゼンチンに持って行くかが問題なんだよな。
旅人の間では誰もが知ってることだけど、アルゼンチンは経済がガタガタになっており、自国の通貨よりもアメリカドルの方が信用度が高い。
まぁこれは中南米の国ではほとんどそうなんだけど、アルゼンチンでは特にそうで、アメリカドルが正規のレートよりもはるかに高い価値で取引されているのだ。
正規のレートが現在1ドル=8アルゼンチンペソ。
闇レートが1ドル=10アルゼンチンペソ。
こんなにも違う。
なのでアルゼンチンに入る際にはアメリカドル、特に100ドルのピン札を用意して行くのが常識となっており、わざわざパラグアイかどっかの通貨がドルの国にお金をおろしに行って戻ってくるといったことをやる人もいる。
でもこれは俺には関係のないことなんだよな。
着いたらすぐ路上で稼ぐから現地の通貨の感覚しか必要ない。
そんなアルゼンチンにチリのペソをどう持って行けばいいだろう。
そのまま持って行って向こうで換金するか、1度チリでドルに換金してそれを持って行ってアルゼンチンペソに換金するのがいいのか。
でもチリもやはりある程度アメリカドルが優遇されている国なので正規のレートよりも高い金額でアメリカドルを購入しないといけない。
それからアルゼンチンに持って行くのと、チリペソのままで…………
うん、もうなんか頭が混乱してきてどうでもよくなる。
お金をちょっと換えるだけでお金が減ること知ってるかいー。
換金ファックの話さー。
宿のけいちゃん、イノ君がアルゼンチンペソを持っていたのでチリペソと交換してもらった。
ありがたやー。
けいちゃんが可愛すぎてチューしたかったけど、今からアルゼンチンだし、けいちゃんに超拒否されてショックで立ち直れなくなるかもしれないのでカッコつけて終わり。
後からわかったことだけど、チリペソはサンチアゴでドルに変えてからアルゼンチンに持って入ったほうが少し多く手に入ります。
でもイノ君、けいちゃん、ありがとうね!!
一眼レフはやっぱり写真が綺麗!!
今日もフルーツだけをパクパク食べてる大好きなドナを抱きしめる。
細い体、でもスタイル抜群。
タワシみたいな髪の毛がとてもキュートで、もしゃもしゃとなでると恥ずかしそうに笑うドナ。
あー、ドナも元々は旅行者。
今はここを手伝っているけど、そのうちまた離れてしまうはず。
ドナがいなかったら来る価値ないなぁ。
またどこかで会おうねドナ。
みんなに別れを告げて、バスターミナルへ歩く。
今回買ったのはトゥールバスっていうこの辺りでは結構大手のバス会社。
中央ターミナルではなくて南ターミナルから出ているので少し早めに向かい、40分くらい前に到着。
チリペソの余りが8ドル分くらいあったので近くのファストフード屋さんでポテトとハンバーガーのセットを注文。
6ドル。
笑えるくらい高いけどもうこの物価にも少し慣れたよ、チリ。
かなり広いターミナルで発着場が無数にあり、人に聞かなければまず迷子になる。
そしてサンチアゴの人は冷たいので、あー?あっちだよ、あっちあっち、とろくにチケットを見もせずに鬱陶しそうに言い放つだけなので、何度も発着場を間違えてウロウロウロウロ。
最終的にトゥールバスのチケット売り場で聞いたら、まったく違う場所を教えられた。
本当こんなしょうもないことで乗り過ごしてたら、マジで怒り狂ってサンチアゴ大嫌いになってしまうわ。
ともあれなんとかバスに乗り込み、サンチアゴの街を出発した。
バスは郊外に出て、グングン坂道を登っていく。
すぐに建物がなくなり、窓の外は茶色い乾いた岩山が連なる大自然へと変貌した。
このチリとアルゼンチンの国境もアンデスの険しい山に分断されている。
連なる山並みの中に雪をかぶった頂もある。
目を洗うように美しい。
エクアドルから始まったこのアンデスの山脈。
ずっと南下していくと、大陸の南部に大規模な氷河が広がるエリアへと繋がる。
パタゴニアだ。
旅人たちも、ヒッピーも、チリ人も、みんなパタゴニアは行くべきだぜって言っていた。
でももうどこかに寄っている時間はない。
フライトのタイムリミットはどんどん迫っている。
チリの出国もアルゼンチンの入国も、本当に楽勝。
一瞬でスタンプをもらい、荷物チェックもろくになくアルゼンチンに入った。
今回の目的地のグラナダはアルゼンチンのちょうど真ん中あたりにある大きめの街。
サンチアゴから15時間くらいとそんなに大した移動時間でもないんだけど、このバスのサービスが半端じゃねぇ。
運転手さんの他に2人スタッフさんが乗っていて、彼らが車内を回って色々と乗客の面倒を見てくれる。
シートを倒してくれたり、枕やブランケットを持ってきてくれたり。
そしてなんと、ご飯付き。
しかも昼飯、夜飯の2回。
おおお………早くもアルゼンチンのレベルの高さを実感。
こいつはいい国になりそうな予感だぞ。
バスの到着は明日の朝。
さぁ、どんな数日間になるのか。
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【チリ】 サンチアゴ ~
【アルゼンチン】 どこか
オーストラリアの片道入国ができるかどうか気になってビビりまくりの朝。
すぐにインターネットで情報を調べてみる。
当たり前だけど、飛行機での入国の場合、出国の航空券を原則的に持っていないといけません。
オーストラリアの規則にも同じようなことが書いてある。
すっかり忘れてた………
南米の国境越えが楽勝すぎて気がゆるんでた。
もし入国拒否をされてしまったら次の便で南米に送り返されて11万円もしたチケットが無駄になり、また1から南米で稼ぎ直さないといけないという旅を続ける気力を根こそぎ持っていかれる拷問が待ち受けている。
そうなった場合、間違いなくじゅんちゃんに捨てられます。
もう夏までに帰って来れませんね、はいさようなら、とゴミのように捨てられます。
オーストラリアに入れなかったらマジで人生終わりくらいの勢い!!
なんとしても入らければ!!
ていうかまだチリだけど!!
南米最後の国アルゼンチンが待ち受けている。
無事ブエノスアイレスまでたどり着き飛行機に乗る。
そして路上も最後まで気を引きしめてブチかます。
今まで南米中で会いまくってきたヒッピーたちの国、アルゼンチン。
どんな出会いがあるだろう。
さぁ、長かったラテンアメリカ、ついに最後の国だ。
というわけでここで遅くなったチリのミニお国情報。
★首都………サンチアゴ
★人口………1700万人
★言語………スペイン語
★通貨………チリペソ
★レート………公式1ドル=500チリペソ、現地レート1ドル=560チリペソ
★世界遺産………文化5件
ご存知の通り細長い国です。
北には有名なアタカマ砂漠があり、南には氷河観光で人気のパダゴニアがあります。
でもなんといってもイースター島ですけどね。
チリだけでも充分観光に訪れる価値のある国だけどなんせ物価が高いのでバッグパッカーにはきつい。
海産物が有名でみんな海鮮のバーベキューとかやってるみたい。
南部のフィヨルド地帯は行ってみたかったなぁ。
まぁチリの魅力はやっぱりイースター島です。ここは一生に一度は行くべきところです。無理なら宮崎のサンメッセ日南で手を打ちましょう。
そんでもって続けてアルゼンチンのミニお国情報。
★首都………ブエノスアイレス
★人口………4千万人
★言語………スペイン語
★通貨………アルゼンチンペソ
★レート………公式1ドル=8アルペソ、闇1ドル=10アルペソ
★世界遺産………文化4件、自然4件
非常に深い大衆文化を持つイメージ。
もちろん実際そう。
アルゼンチンタンゴは世界的に有名だし、ロックやブルースも盛ん。
アサドやエンパナダなどの食も多様だ。
南米を回っていると国境を越えてもたいして変化はなく、どこの国に行っても同じようなものだけど、アルゼンチンは別格に独特の空気を持っていると思う。
これまで出会ってきたアルゼンチン人ヒッピーたちから聞いた情報では、本当に面白そうなところだ。
イグアスの滝や世界最南の町ウシュワイアなど、旅し甲斐のある国だけどめちゃくちゃデカイ。
忘れてはいけないのが、アルゼンチンに行く際にはアメリカドル、それもピン札の100ドル札を持っていくということ。
アルゼンチンでは自国の通貨よりもアメリカドルのほうが信用性が高く、公式レートよりも高く取り引きされている。
街に闇の換金屋さんがいるのでそこで闇レートでお金を換えることができるわけだ。
ただこの際にすり替えられたり、偽のアルペソを渡されたりするので気をつけないといけない。
楽しみにしていたアルゼンチンだけど、たったの数日しか時間はない。
かっ飛ばして回らないとな。
荷物もまとめ、宿を出発する前にチリのペソをどうしようか考える。
今からアルゼンチンなのでもう必要ないのだか、これをどうアルゼンチンに持って行くかが問題なんだよな。
旅人の間では誰もが知ってることだけど、アルゼンチンは経済がガタガタになっており、自国の通貨よりもアメリカドルの方が信用度が高い。
まぁこれは中南米の国ではほとんどそうなんだけど、アルゼンチンでは特にそうで、アメリカドルが正規のレートよりもはるかに高い価値で取引されているのだ。
正規のレートが現在1ドル=8アルゼンチンペソ。
闇レートが1ドル=10アルゼンチンペソ。
こんなにも違う。
なのでアルゼンチンに入る際にはアメリカドル、特に100ドルのピン札を用意して行くのが常識となっており、わざわざパラグアイかどっかの通貨がドルの国にお金をおろしに行って戻ってくるといったことをやる人もいる。
でもこれは俺には関係のないことなんだよな。
着いたらすぐ路上で稼ぐから現地の通貨の感覚しか必要ない。
そんなアルゼンチンにチリのペソをどう持って行けばいいだろう。
そのまま持って行って向こうで換金するか、1度チリでドルに換金してそれを持って行ってアルゼンチンペソに換金するのがいいのか。
でもチリもやはりある程度アメリカドルが優遇されている国なので正規のレートよりも高い金額でアメリカドルを購入しないといけない。
それからアルゼンチンに持って行くのと、チリペソのままで…………
うん、もうなんか頭が混乱してきてどうでもよくなる。
お金をちょっと換えるだけでお金が減ること知ってるかいー。
換金ファックの話さー。
宿のけいちゃん、イノ君がアルゼンチンペソを持っていたのでチリペソと交換してもらった。
ありがたやー。
けいちゃんが可愛すぎてチューしたかったけど、今からアルゼンチンだし、けいちゃんに超拒否されてショックで立ち直れなくなるかもしれないのでカッコつけて終わり。
後からわかったことだけど、チリペソはサンチアゴでドルに変えてからアルゼンチンに持って入ったほうが少し多く手に入ります。
でもイノ君、けいちゃん、ありがとうね!!
一眼レフはやっぱり写真が綺麗!!
今日もフルーツだけをパクパク食べてる大好きなドナを抱きしめる。
細い体、でもスタイル抜群。
タワシみたいな髪の毛がとてもキュートで、もしゃもしゃとなでると恥ずかしそうに笑うドナ。
あー、ドナも元々は旅行者。
今はここを手伝っているけど、そのうちまた離れてしまうはず。
ドナがいなかったら来る価値ないなぁ。
またどこかで会おうねドナ。
みんなに別れを告げて、バスターミナルへ歩く。
今回買ったのはトゥールバスっていうこの辺りでは結構大手のバス会社。
中央ターミナルではなくて南ターミナルから出ているので少し早めに向かい、40分くらい前に到着。
チリペソの余りが8ドル分くらいあったので近くのファストフード屋さんでポテトとハンバーガーのセットを注文。
6ドル。
笑えるくらい高いけどもうこの物価にも少し慣れたよ、チリ。
かなり広いターミナルで発着場が無数にあり、人に聞かなければまず迷子になる。
そしてサンチアゴの人は冷たいので、あー?あっちだよ、あっちあっち、とろくにチケットを見もせずに鬱陶しそうに言い放つだけなので、何度も発着場を間違えてウロウロウロウロ。
最終的にトゥールバスのチケット売り場で聞いたら、まったく違う場所を教えられた。
本当こんなしょうもないことで乗り過ごしてたら、マジで怒り狂ってサンチアゴ大嫌いになってしまうわ。
ともあれなんとかバスに乗り込み、サンチアゴの街を出発した。
バスは郊外に出て、グングン坂道を登っていく。
すぐに建物がなくなり、窓の外は茶色い乾いた岩山が連なる大自然へと変貌した。
このチリとアルゼンチンの国境もアンデスの険しい山に分断されている。
連なる山並みの中に雪をかぶった頂もある。
目を洗うように美しい。
エクアドルから始まったこのアンデスの山脈。
ずっと南下していくと、大陸の南部に大規模な氷河が広がるエリアへと繋がる。
パタゴニアだ。
旅人たちも、ヒッピーも、チリ人も、みんなパタゴニアは行くべきだぜって言っていた。
でももうどこかに寄っている時間はない。
フライトのタイムリミットはどんどん迫っている。
チリの出国もアルゼンチンの入国も、本当に楽勝。
一瞬でスタンプをもらい、荷物チェックもろくになくアルゼンチンに入った。
今回の目的地のグラナダはアルゼンチンのちょうど真ん中あたりにある大きめの街。
サンチアゴから15時間くらいとそんなに大した移動時間でもないんだけど、このバスのサービスが半端じゃねぇ。
運転手さんの他に2人スタッフさんが乗っていて、彼らが車内を回って色々と乗客の面倒を見てくれる。
シートを倒してくれたり、枕やブランケットを持ってきてくれたり。
そしてなんと、ご飯付き。
しかも昼飯、夜飯の2回。
おおお………早くもアルゼンチンのレベルの高さを実感。
こいつはいい国になりそうな予感だぞ。
バスの到着は明日の朝。
さぁ、どんな数日間になるのか。
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