2015年6月30日(火曜日)
【東京都】 三軒茶屋
今日はついにライブの全体リハーサル。
ライブ4日前にようやく初音合わせです。
やる曲は全部僕の曲です。
今回のサポートメンバーは全員が全員名うてのミュージシャン。
絢香の新しい曲のアレンジを手がけた作曲家とか、フジロック出てる人とか、紅白とかのオーケストラで弾いてる人とか、そんな人ばっかり。
そんな一流のエリートたちがビール代くらいのギャラでこの仕事を引き受けてくれている。
マジで頭が下がるよ。
だって面白そうだもん。
そう言って協力してくれている。
若手の夢がつまりにつまったイベントだ。
そんな音楽一筋に生きてきた超絶天才たちの中に変なホームレスが混じっていますよお巡りさん。
本当まいっちゃうよね、彼ら何言ってるかサッパリわからないんだもの。
ナニジンですかー?つって。本当困っちゃう!!くすり。
「金丸さん、それじゃあ準備がよろしければ始めましょうか。」
「ほっ!!へほひへ……………ま、まかせんしゃい!!」
天才たちが僕のことを見ている。
ふぅ、心を落ち着けていきましょう。だってリハーサルだもの。
間違えたっていいんだもん。リハなんだから。
さーて、いくぞー。
歌い出しで声が裏返る。
苦笑いが起きる。
恥ずかしすぎるうううううううううう!!!!!!!!
幻滅されるううううううううう!!!!!!
おいおい、こんなやつのバックで弾きたくねえよ、って思われないためにリハでバッチリいいとこ見せたかったのに!!!!!!
それでもなんとか曲を歌い切る。
天才作曲家のヒラセド君にアレンジをてがけてもらっているので、弦楽隊がめちゃカッコいい。
歌っててすごく気持ちいい。
そして厚みが出るとすごい名曲に聞こえる。
みんなから様々な意見が飛び交います。
ここはこうしたほうがいいね、
2Aの4小節目でケンハーがうんたらかんたら、
いや、チェロはもう少し入りを遅らせたほうがいい、
熱い議論が飛び交い、様々なアレンジが加えられていく。
みんなそれぞれに作曲家なのでそりゃあ素晴らしい案が次から次に出てきますね。
そんな中で、元々の作曲者である僕、膝を抱えて猿みたいな顔してるのみ。
話が高度で入っていけませんよね。
「金丸さん、コーダの部分はフェルマータでいいと思いますか?」
「ひっ!!!…………い、いいと思いますよ!!いやー、さすが!!僕も今まさにそう思ってたんですよ!!スマータはコウダ!なんちゃって!!いよっ!」
「金丸さん、この曲の入りなんだけど、ダラブッカからってのはどう?民族色を出して。」
「まいった!!今世紀最大のアイデア出ちゃいました!!まさかそうきちゃうとは!!いやはや、脱帽でございます!!敬礼!!いやー、僕も本当好きなんですよね!あの酸っぱさがたまりませんよね。ちなみに僕は鯛が好きです。ニヤリ。」
「金丸さん、それカルパッチョです。」
そんな感じでアホをさらけ出しながら一生懸命、音合わせ。
みんなからイカしたアイデアがバンバン出て、どんどん良くなっていくので、いつの間にか予定時間をこえてしまった。
みんな多忙なミュージシャンたちなのに、より良い音楽を作ろうと努力してくれる気持ちがとても嬉しかった。
本番で声裏返ったら死亡だな。
体調管理していかないと。
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ライブも終わってこれからついに北上開始!!!
年内かけて日本中のあらゆるところに放浪しに行きたいと思います。
かつての旅の風を思い出しながら、そして新しい風を見つけにいきたいと思います。
そして今回ライブに来られなかった方たちみんなに会うことが出来たら素晴らしいよなぁ。
ライブはあんまりたくさん入れないつもりです。
その代わり、全国の路上で今まで通り僕なりの歌を響かせたいと思っています。
やっぱり路上こそ僕のステージです。
でもちょっとはライブバーでもやりますので、お近くのかたはお越しいただければ嬉しいです!!
よろしくお願いします!!
★2015年7月11日(土曜日)
★場所…………前橋クールフール
前橋市千代田町 SATOビル2階
★オープン……20時
★スタート……20時半
★チケット……500円 + 投げ銭
★出演………HIROYUKI(親指ピアノ)、有識者対談 + 亞thCa、the Eyes、金丸文武、サトチエ
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